代表的な折形 | 山根折形礼法教室山根折形礼法教室
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山根折形礼法教室
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代表的な折形

代表的な折形

伝統的な折形

今から約600年ほど前に折形の礼法が制定された時には礼法の伝書にはわづか20数点の折形が記録に残されています。各々は包む贈りものごとに形が 決まっていて、一目で中身に何が包まれているのかわかるように中身を見せて包み、包んだ形が贈り物の形を象徴したものでした。木の花包みは、公家武家とも に贈り物として大変珍重された花包みの一つで、陽の形を意味する樹木に咲く花の枝を包む折形で明確な哲学を持っている折形の代表作です。

儀礼・儀式用折形

折形は専用の形で折られている為にその目的がすぐに判ります。結婚祝い包みは最上級の純白の檀紙を使い、吉の形を現す右前で仕上げ、匂いには祝いの 意味の紅色を重ね、水引は左に銀、右に金を使い、中身と相手との関係に応じて最上位が9本次に7本、5本と格を使い分けます。結び方は「結びきり」と呼ば れる二度と解けない形で結びます。平面ではなく厚みのある包みとしての折形はふくよかな和紙の温かみと品格を感じさせます。

贈進紙幣包み

明治以降贈り物に便利な現金が使われるようになり、同時に紙幣が横置きで印刷されてしまいました。本来折形は日本の伝統文化であった為、すべて縦置 きに折られ、使われてきました。この矛盾点に対して、山根折形礼法教場では横置きの贈進紙幣包みを折形の古来からの基本原則にあわせて時代に合わせた横置 きの贈進紙幣包みを開発し、30年以上前に発表しました。現代の現金の贈りものに汎用性の高い紙幣包みです。目的に応じて淡い和の色の和紙も使えます。

祭事・儀式用飾り

折形とはものを包む方式と儀礼儀式の時に使われる装飾折形を総称して呼ぶものです。
神前結婚で酒を注ぐ「銚子」に取り付けられている雄蝶雌蝶などの蝶花形が装飾折形の典型です。ここでは歳時記にあわせた節分の豆を包む鬼の面を模った折形 と、近年こどもの占有となってしまった正月の年玉包みを紹介します。鬼の豆包みは山根折形礼法教室のオリジナル作品です。