折形を海外で初めて紹介したのは2006年秋、ミラノでの小さな展示会だった。日本人以上に日本の文化を深く理解している熱心なイタリアの参加者に感激し、改めて本格的な展示会を行いたいと希望していた。そんな折、ミラノ文化センターの安藤圭子さんから展示会参加のお誘いを受けた。現代美術館の広いスペースに、美術品としての折形をシンプルに展示することになった。文化史などの文献はすべて原書を展示。日本最古の奉書も越前の博物館の協力で展示することができた。
来場者の多くは色彩感覚や感受性、対応など実に奥ゆかしく、繊細で日本的なことが印象的だった。終日小物包みを折り、プレゼントしたが、関心の高さに終始感激。折形の文化を世界の人々に広めたいと実感し、今後の活動の礎となった有意義な展示会だった。安藤さんとご主人のメイさんに改めて感謝の意を表したい。
主催:ミラノ日本文化センター(NPO法人) 期間:2008年10月6日∼12日 後援:ミラノ市、ロンバルディア州、ミラノ総領事館 会場:ミラノ現代美術館 Padiglione d'arte comtenporanea(PAC)